下関市役所食堂で「鹿肉イノシシ肉」ジビエそうめん 市内高校生が考案
下関市役所(下関市南部町1)新館4階の食堂で現在、鹿肉やイノシシ肉のジビエを使ったメニュー「ぽかぽか!そぼろの温そうめん」が提供されている。
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「体が温まるものを食べて、暖房時の室温設定20度を推奨する」ことや「地元食材を使い、長距離輸送を避けることでCO2排出の削減」を狙った同市の企画「ウォームビズランチメニュー」コンテストに寄せられた32メニューのうちの一つで、市内の高校生・矢野結菜さんが考案したもの。
近年、シカやイノシシによる農作物への影響が著しく、駆除後の「ジビエ肉」を使っていることや、「菊川そうめん」、市内産の水菜やオクラ、玉ネギなど農産物を多く使っていることがコンテストで評価され「市食堂賞」も得た。
募集のテーマに掲げられた「家庭だんらん」にも配慮し「そぼろを使うことで、子どもからお年寄りまで食べやすくした。ショウガを入れて体の芯から温まるように工夫した」(矢野さん)という。
営業時間は11時~14時30分。土曜・日曜・祝日定休。料金は500円(一日限定20食)。2月10日まで。