門司のカフェに「ピカチュウ」ラテ 「ポケGO」ユーザーに向け販売へ
門司駅前のギャラリーカフェ「ジラソーレ」(北九州市門司区大里本町3、TEL 093-372-8077)が7月27日、「ピカチュウ」ラテアートのカフェラテの販売を始めた。
前庭が印象的なエントランス
オンラインゲーム「ポケモンGO」のアイテム入手スポット「ポケストップ」になっている同店。
同店を運営するNPO法人「門司赤煉瓦(レンガ)倶楽部」(同)代表の竹中康二さんによると、周辺にもポケストップが数カ所あり、「ピカチュウがよく出現する」とネットで話題を集め、終日、同ゲームのユーザーが多く行き来するようになったという。町がにぎわう一方で、「夜中まで長時間路上駐車している車や、空き缶やペットボトルなどの投げ捨ても目立つようになった」とも。
ラテアートに「ピカチュウ」を描いた「カフェラテ」(550円)は、「マナーの悪いゲームユーザーは腹立たしいが、一方的に排除するのではなく、発想を逆転させ販売促進につなげたい」と考案したもの。ラテアートは同店のバーテンダー・田浦大平さんが担当する。
田浦さんは「店がポケストップであることで、海外のお客さまにも声を掛けられたり、ゲームを知らないお客さまからは、『(外のにぎわいは)一体何の騒ぎ?』と問われるようになったりして、コミュニケーションが増えた」と話す。
メニューはほかに「ダブルチーズサンド」(630円~)、「エビカツサンド」(680円~)などのサンドイッチメニューを中心に取り揃え、コールドプレスジュース(800円)やソフトドリンク、アルコール類も提供する。
営業時間は11時~23時。「ピカチュウ」ラテ販売は17時から。月曜定休。