門司の「高石餅店」がコーヒー味おはぎ お彼岸に合わせ期間限定で
門司の「高石餅店」(北九州市門司区葛葉1)は3月17日から、下関のコーヒー専門店「タカダコーヒー」(下関市唐戸町)とコラボした「コーヒー味のオハギ」を販売する。
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お彼岸の時期に合わせた限定商品で、店主の清藤貴博さんが昨年から「タカダコーヒー」専務の東竜(あずまりょう)さんと、味の濃いアズキと、合わせるコーヒーの焙煎(ばいせん)レベルなどを調整しながら試行錯誤を繰り返して完成にこぎ着けた。
「おばあちゃん子だった」という東さんが、「子どものころに、祖母からコーヒーと和菓子が合うことを教えられていたこともあり、清藤さんの(コラボの)呼び掛けに祖母とのことを思い出し」快諾。3種類の豆を用意して配合を調整したが、個性の強い両方の味のバランスに苦心したという。
「でき上がったおはぎは、1口目はコーヒー味の存在感が薄いが、2口目、3口目と食べ進むごとに喉の奥にコーヒーの味がとどまる、個性的なものになった」と胸を張る清藤さん。「関門海峡両岸の商店主がもっと情報交換をして、こうしたコラボ商品を広げていきたい」とも。
価格は1個120円。今月24日まで。